中国でパソコンやガジェット、その他ネットワーク機器を買う場合など、注しなければならない点を紹介したいとおもいます。
1)価格は徹底して調べておくべし。
中国では、同じものを買うにしても価格に大きな開きが出てきます。そのため、まずはどの商品がどのくらいの相場なのか、ということをネットなどを通して十分に調べておく必要があります。一般的に日本メーカーの製品は、日本国内よりも高めではありますが、反対にショップブランドのパソコンなどは日本よりも安い傾向にあります。ネットワーク機器は、シスコなどの国際ブランドのものはそれほど日本とは変わりませんが、H3Cなどの中国発世界ブランドのような機器は、日本よりもずいぶん安価に購入することが可能です。また、どんな商品を買うにせよ、一店舗だけで値段を聞いて決めるのではなく、複数の店舗から価格を聞いて比較し、その上で値切るようにしましょう。
2)「行貨」か「水貨」かを必ず聞くべし。
「行貨」とは正規販売の物、「水貨」とは個人輸入などをとおして中国域外(香港・マカオを含む)から運び込まれたものを指します。たとえば携帯電話などでは水貨が氾濫している状態で、iPhoneやAndroidをはじめ、世界各国の携帯電話が販売されています。また、デジタルカメラやノートパソコンなども同じような形で販売されており、世界中のものが販売されています。そのため、一般的な正規ルートでは手に入らない製品も選り取りみどりで購入できるため、デジタルガジェット好きにはたまらない市場ではあります。しかし、それらの製品は「行貨」とは違い、正規のサポートなどは受けられず、せいぜいショップでのサポートくらいが関の山です。そのため、ある程度の知識と、壊れた場合にはどこで修理出来るか、ある程度の検討をつけられ、その上で割り切った買い物になるため、あまりおすすめできません。また、どちらの製品を購入するにせよ、かならず保証期間を確認しましょう。
3)かならずその場で電源をいれて起動確認、作動確認すべし。
購入を決めた商品や、購入した商品は、かならずそのショップの従業員に起動確認、作動確認をさせましょう。その後、自分でも納得行くまでさわって、不具合や問題点があれば、必ずそれをショップの従業員に確認させ、交換させるようにしましょう。また物によっては操作方法なども必ず確認するようにしましょう。ショップブランドで購入するパソコンの場合は、付属するキーボードやマウスのコネクタが、マザーボードに対応しているかどうかも必ず確認してください。筆者は以前購入したパソコンがUSBポートしかなかったのに、付属したキーボードがPS/2タイプのものだったことがありました。
4)購入したら、かならず「收据」か「発票」をもらうべし。
デジタルガジェットやネットワーク機器に限らず、中国の一般的な店舗で商品を購入する場合、「要不要発票?」ときかれることがあります。この発票というのは、政府が正式に発行する領収書のようなもので、中国では普遍的にあるものです。日本とは徴税方式がちがうため、この発票をきると店舗は即座に税金を支払う義務が発生し、逃れることができません。会社へ請求したり資産計上する場合はこの「発票」がひつようになりますので、必ずもらうようにしましょう。ただ、多くのショップでは「発票」の発行の際に手数料分載せられることがあります。これは、カードで購入したりデビットカードで購入した際もおなじ扱いとなります。
また、会社への請求などが必要ではなかったり、少しでも安く購入したい場合は「收据」を必ずもらうようにしましょう。これは簡単な領収書のようなもので、法的効力はないものの、その店で購入したことの証明になります。そのため、万が一初期不良や保証期間内に問題が起きたときに、発票がなくてもこの收据をもっていれば、ショップのサポートや商品の交換に応じてくれます。また、收据をもらうときは、かならず年月日、商品名を明記してもらい、その上でいつまで保障という一筆と、担当者名、店舗名が記名されていることも確認しましょう。
これで、大体の場合は問題なく商品を購入することが出来ます。積極的に事前の情報収集と現場での情報収集、その後の詰めができれば、ほぼ満足の行く買い物ができます。日本での一般的な買い物とはちがい、結構難儀なのが難点ですが、慣れてくるとおおよその感覚がつかめてきます。是非トライしてみてください。